外套とdoyagao

短剣は銃刀法に触れるので、ドヤ顔で

突然の羊飼い理論

小鳥がさえずり潮風香るテラスで、藤の椅子に座った少年が物憂げに呟く。
「誰を暗殺すれば世界は平和になるのかなあ」

b.hatena.ne.jp

なぜはてな匿名ダイアリー(以下、増田)を主戦場としていた自分がブログに直接投稿するかというと、たぶんはてなブックマーク数(以下、はてブ)を集めようとすると、吊るし上げの形になるからだ。増田でそれをやるのは主義に反する。
なぜスルー出来なかったかというと、似たようなケースをたびたび見かけるからだ。それはタンポポを刺身の上に載せる職場であってもそうだ。未来の自分が読んだときに、少しでも省みることができるように、書き残して公開しておきたいと思った。

誰が突然羊飼いになれば良かったのか

暗殺は「誰が」「どのように」が重要になってしまうし、トラックに轢かれたら転生しそうだ。発狂や出奔というのも不穏な響きがある。引退ではすでにしてネットゲーム界隈では違う単語として使われているし、隠居も似たおもむきだ。そこで、自分は「ある日突然仕事を辞めてニュージーランドで羊飼いになってしまった人」と言うケーススタディをもとに、突然の羊飼いというワードを用いることにしている。

にしても、どうしたらよかったんだろう。

上記の記事には結論めいたことが書いてあるが、ポイントはたぶんこの一文にある。
過去のどの時点で、だれが突然すべてを投げ捨てて羊飼いになってしまったら、防げたんだろうか。

前提を整理する

  • Twitterでゲームを攻略する人たちが集まった
  • ゲームは、8人で臨み、全員がある一定以上の技量がなければ攻略できない
  • 募集要項は「技量なしでも向上心があれば良い、協力してクリアを目指す。常識的なマナーは持って」
  • 一か月たってもクリアできなかった
  • クリア目的派閥と仲良くしたい派閥があった
  • DPS(Damage Per Second)の確認を嫌がられたことがある*1

この上で、あるきっかけがあり、『お互いをブロックしあう最悪の結末』を迎えた。

  1. Bさんは、客観的と思える確認方法で、誰が総ダメージ量に貢献していないかを明らかにした
  2. Mさん(記載者を便宜上Mとする)は、Bさんから個人的に相談を受けた
  3. Aさんは(Bさんの伝聞によれば)総ダメージ量に貢献していない
  4. BさんはLさん(リーダーを便宜上Lとする)に上記の内容を伝えた
  5. Lさんは「犯人探しをする人が居るチームにはいられない」とリーダーを降り、チームから抜けると宣言した
  6. Bさんは「自分が当該者である」とチームから抜けると宣言した
  7. Gさん(Mさんから見てチーム内で一番うまい人を便宜上Gとする)が「Aさんが貢献していないだろう」と発言した
  8. 相互にブロックしあう結末になった

さて、防げばよいものは文脈から「相互にブロックしあう結末」だとわかる。
それを防ぐ「突然の羊飼い」には誰がふさわしいだろうか?

誰でも良いが、いつでも良いわけではない

8人全員の協力が必要なゲームで、だれか一人が抜けてしまったら、それは終わりだ。常に2軍がベンチを温めていてレギュラーを狙って熾烈な争いが起きているわけではないからだ。AさんでもMさんでもBさんでもLさんでもGさんでも、残りの3人の誰でも良い。問題は、いつ、だ。
これはわかりやすく、「Lさんがチームから抜けると宣言する前」だとわかる。この後だと、Lさんは少なくともBさんに不信感を持つからだ。さて、では不信感を持つのはどのタイミングか。「BさんがLさんに『Aさんが総ダメージ量に貢献していない』と伝えた」ときだ。その直前までに誰かが羊飼いになればいい。

羊飼いにならずに防げただろうか

勝利条件を上方修正してみよう。「誰も抜けずに相互にブロックしあう結末を防ぐ」にはどうしたら良かっただろうか。
最初に明確にしておきたいのは、これは募集要項に「向上心」という定性的な単語を用いており、誰かが一定以上の技量に到達しない場合、ゲームの性質上かなり高確率で起こったであろう症状だということだ。Mさんは他の記事を読む限りでは問題解決能力が高くコミュニケーション能力もあり、そして自省し向上し続ける人物であり、おそらくは自分よりもかなり聡明な人物だ。
そのうえで、「今回の」トラブルを潰すのであれば、MさんがBさんを止めれば起こらなかった。
たった一言「Lさんに伝えるのはやめよう」と言えばよかった。

予め定めておくことはできるだろうか

Mさんは『問題解決方法は問題が起こる前に決めておくべき』との教訓を得たとのことだが、おそらく失敗すると思う。
なぜならば、Twitterの募集要項はかなり明確で、確かに「向上心」という単語に責を負わせることはできるものの、ではもっと明確な契約であれば良いかと言えば、暗黙の前提条件である「ゲームを楽しむ」が難しくなる。*2
このトラブルは、いろいろな要素をそぎ落として解決策らしきものを提示してもあまり意味はないのではないかと思う。周辺情報である「Aさんがとても良い人であった」や「Bさんはこのメンバーでクリアしたかった」という部分こそが本質的ではないかと思うからだ。
つまり、「Aさんを傷つけてしまった」「Bさんが傷ついてしまった」「Lさんがとても怒っている」という部分が結果になるのだ。みながAさんを好きだったはずなのに、結果皆が傷ついてしまった。

かならずすり合わせは必要になる

もし自分が関連するチームで似たような状況になったときに対応するには、たぶんポイントが3つある。

  1. 向上心の理解に差があり、「クリア目的派」と「仲良くしたい派」がいた
  2. DPSの確認を嫌がられた(つまり、強行しなかった、そのタイミングではDPS確認をしないことがチームの合意になった)
  3. Lさんがリーダーシップを持って、DPS確認の実施を行うのではなく、ほかの人が実施し、結果の報告から入った

名ばかりリーダーだったとしても、少なくとも「Lさん、やっぱりこの8人でクリアしたい。だからチームの動きを良くするためにツールを使って練習ポイントを見つけたい。犯人探しではなく、あくまでも強化合宿に向けての調査だ。だからチームみんなにその説明をしたい。なんとかとりなしてもらえないか」と持っていく必要があった。(たとえ事前にツールを使っていても)
この場合でも、それはやっぱり犯人探しだ、それには賛同できないと激怒していたかもしれないが、Lさんに対してのリーダーへの相談事項になる。Lさんはリーダーを抜けるとまでは言わなかったと思う。少なくともLさんの顔を立てているからだ。
チームとして、一度は確認しなかったDPSのチェックをするのであれば、それは勝手にやるのではなくチームとして対応すべきあった。これには明確な理由がある。建前だとしても「8人でクリアしたい」が大前提になるからだ。
単にクリアしたいのならAさんを追い出せば良かっただけだ。そうはしたくない、Aさんも含めてクリアしたいと思っていたのであれば(消極的かもしれないが)チームでやらないとしたことを、勝手に実施すべきではなかった。
「今回の」トラブルは、「8人でクリアしたい」が「8人全員が納得する方法でクリアしたい」ではなかったところに肝がある。

どのような目標を掲げてもブレてはいけないこと

究極すれば、この手のゲームでの解決策は2つしかない

  1. 「Aさんを含めた8人でのクリアを目指し、結果としてクリアできないことを良しとする」
  2. 「Aさんを傷つけても構わないから、クリアを目的とし、場合によってはチームを解散して編成しなおす」

Aさん抜きでの成功と、Aさんを入れた失敗と、どちらを選択するか、というポイントに帰着する。
これに、たとえ失敗してもAさんが入っていることが重要だと即答できないのであれば、やはり「この8人でのクリア」は建前なのだ。「俺のやり方でやればAさん入りでもクリアできるはず」というのは、相手の人格がないNPC(ノンプレーヤーキャラクター)には通じても、生身の人間相手の対応とは少し違う。

問いの立て方が違うと、結論も違う

とまあ、ここまでの話は全部建前で長い前置きだったのだが、人間は思ったことを余すところなく表現できることは少ない。
そして感情や理性は矛盾しても当然だ。一貫性を常に保ち続けるには努力がいるが、逆に言えば普通はそんなに矛盾なく自身をコントロールはできない。
だから「この8人でクリアしたい」「クリアできないと悔しいから何としてもクリアしたい」「上達しない人には上達してもらいたい」「でも良い人を傷つけたくない」これらは相互に矛盾しようとも当然に同居できる。
平たく言えば「クリアするための上達を全員で成し遂げたいのだが、どうすれば良いか?」が問いになり、答えは「上達してもらいたい人に、上達してもらうように動機づける」だ。この場合プレゼンすべきは、責める糾弾する、誰がこの戦闘で悪かった、ではない。
卑近な例で恐縮だが、あるゲームのいわゆるエンドコンテンツと言われるものの身内専用の攻略サイトを作った人が居る。それは基礎的なことから立ち居振る舞い、ショートカットから判断のタイミング、ストップウォッチを使っての時間管理や、ゲームマップを描いた出現位置予想、移動からコマンドの想定まで、ありとあらゆることに及んでいた。それはすべての人間の役割を事細かに描いたものになって、かつ、そうせよという指示ではなく、あくまでも情報として盛り込んでいっていた。ポイントは、あくまでも身内専用で書いてあるのは「その身内のチームがやったこと、いまやっていること」を書き下していった点だ。いわゆる攻略サイトの最適な効率優先の内容ではないものがポイントになっていた。つまり、明らかに無駄な行動であると熟達者が判断できることも攻略として載せたのだ。すると、各々行動はどうすれば最適化を考えてみようと、自分で書き換えていくことができる。
大変な労力であり、はっきり言って企業系の攻略サイトや一般の人のブログの記事のリンクを読め、の方が効率は良かったはずだ。
だが、大変な苦労をしてエンドコンテンツを乗り越えた彼らは、深い満足感とともに交友を一層深めた。(いわゆる戦闘を楽しむ人がエンジョイするコンテンツを楽しんだり、逆も行うようになり、交友が深まっていた)

完全なチームなど無い

リーダーが無能である、Lさんが癇癪持ちだから仕方がない、や、Aさんがそもそも下手くそなのがいけない、と言っても仕方がない。世の中のチームでの仕事は多かれ少なかれそう言ったことの連続だ。
そういった時の(どうしても苦労するがそうするしかないポイントは)相手の理解しやすい形と相手の望むポイントで訴えかけることだ。プレゼンテーションは、相手を変えないのであればする意味はあまりない。このまま1年も2年もクリアできないのは嫌だ、だからこのチームで勝ちたい、やり方を変えようというのは単なる我儘だ。同様に、クリアしたいと考えているのに練習しなかったり効果的な練習方法を拒否するのもやはり我儘だ。事前の合意に機械的に従う契約でなければ、それは常にすり合わせ続けるしかない。

結論

「大好きなAさんと8人でクリアするのが重要であって、たとえクリアできなくても構わない」というスタンスをとるのでなければ、認識のすり合わせの努力は続けるべきだったし、できることはたくさんあった。それをしなくてよい苦労ととらえるのであれば、やはり下手くそなAさんには円満に退場してもらう方法が対応になる。

しかし、自分自身も「なぜこうすれば効率よくタンポポを刺身の上におけて楽ができるのに」と思いがちだ。
効率が悪くてもチームの合意が必要な局面はあり、人間が異なる以上、どうしてもすり合わせは発生する。
そして、突然の羊飼いが発生しても、それを笑って受け流せる体制に、一歩でも近づく必要がある。

*1:通常DPSは単位時間当たりのダメージ量を指すが、ここでは文脈上、攻略のあるタイミングまでの総ダメージ量を指す

*2:例えば、一週間ごとに既定のツールでDPSチェックを行い目標未達であればチームから抜けると「上達」を定義づけるのは、元々の募集要項とはかなり趣が異なる

今年の増田をドヤ顔で振り返る 2015

よ、今年も暮れていくな。
どうにも筆が重いのは今年の煩悩の汚れだけではなくて、増田(はてな匿名ダイアリー)やはてなブックマーク全体の方向性が少しづつ変わっていくのを肌で感じてきたからのような気がしている。
ま、そんなこと言っても世間が変わるのはある意味で当たり前だからな。増田の昔を懐かしむにはチト早い気もする。
さて、今年も可能な限り釣り記事にならねぇように気をつけて、「はてな匿名ダイアリー」に地道に書いたぞ103件。
……煩悩の数には5つ足りないが、単なるレスポンスを除いた数だと83件だから去年よりは多いな。

id:topisyuさんの元トピ職人の解説など - この一ヶ月はてな匿名ダイアリーで釣りをして分かったことまとめに触発されてからはや3年。
マンネリ打破に取り組む時節かな。

まとめ

はてなブックマークユーザーをどう捉えるかに苦悩した2015年。
すべてのカテゴリ制覇には失敗。学び、おもしろ、エンタメに入らず。
ともあれ、オマエラも名前を隠して楽しく日記書こうぜ!

まずは、はてブ数データから

はてブ数は、7000弱。単なるレスポンスを除いた記事数だと83件。
最高1026、最低0、平均値82、中央値16、最頻値1。
ホットエントリー入りを100越えたらってことにすると、17本。打率で行くと2割だから去年より落ちてんだよね。
んで、まとめにも書いたんだが今年はマンネリ打破を目指してカテゴリ打ち分けを狙ってチャレンジしておりました。カテゴリ分けの精度がもうすんごい難しい。おもしろ、エンタメ、アニメとゲームって近すぎて難しすぎだろ。あとは積極的に違う内容を目指すべく新規開拓も試みるものの、やっぱり伸びるのはネガティブなんばっかりで、うーんどうにもこうにも。

今年はどうにも調子が悪く、後で読むと身バレに繋がりかねない変な記事が入っているので、チョコチョコごまかしながらTOP15と行ってみよう。

TOP15

第1位 1026users 資生堂ショック報道への反応のズレ

ドヤ顔解説系が無事に1位。月間世の中1位、週間世の中1位。
しかし、書き終えた時には会心の出来だと思うものの、時間が立って見直すともう少し判りやすい切り口があったんじゃないかなとも思って身悶えするが、やはりこのサイズにまとめるにはコレが限界のような気もして自分の能力不足を痛感する。
職業系の話は飲み友達からGOが多いんだけど、迷惑かけないようにネットでググッて構築し直すと面白い話が書けなかったりするんだよな。でも職場の雰囲気とか補助の実態とか地方や職場によって随分違うから思ってた以上に簡単に特定されたりすることがあるのでそこら辺は察してくれ。
離職率の数字がバッチリ出てて助かった思い出。やっぱ数字は雄弁だよ。

第2位 666users はてなブックマーク - 運送の目線から見る、「半日で荷物の届く社会」の歪み方

ドヤ顔解説系が連続ランクイン。週間世の中2位。
id:p_shirokumaさんの『半日ちょっとでAmazonから荷物が届く社会は狂っている - シロクマの屑籠』をDisったマクラになって大変申し訳なく平に伏してお詫び申し上げます。これホント書くのが難しくて、忙しさ、金払い、今後の展望のどれを書いてもドコの運送業者の話かバレるっていう悪夢のようなエントリー。
一般的な話に落としこみつつ、客も株主も会社もドライバーもDisらない為にid:orangestarさんの『まず常識を疑え!半日で届くamazonの配送サービスの謎 - orangestarの雑記』をオチに持ってくるという姑息なはてな技法を駆使した一品となっております。
今年はこんなんばっかりだぞ。

第3位 666users はてなブックマーク - 例の会見で、日本のイスラム法学者が叩かれてるようなので

ドヤ顔解説系がTop3。週間世の中2位。
これに関しては哀悼の意を捧げつつ次に行きたい。

第4位 583users はてなブックマーク - 部下のことをロボットだと思うとスムーズに進むようになるよ

ドヤ顔解説系と言えなくもないけど想定読者がたった一人のワリに伸びて驚いた記事。暮らし。
仕事ができないあなたへ』に対する返信だな。
仕事はシステマチックにドライに対応しないと消耗するよねというお話。
教育云々はまず仕事出来てからではなかろうかと思いながら日々刺身の上にタンポポをのせる仕事をこなしております。

第5位 406users はてなブックマーク - スレバイイダケ症候群

愚痴系。これも暮らし。
ネガティブなエントリーはコメントに困るので、まあ前向きな気持で次ぎ行ってみよう。

第6位 290users はてなブックマーク - 回教徒の救われない話、もしくは、私はシャルリーではない。

世の中。カテゴリを狙っていた時期なので、政治やテクノロジー系のネタになっている。
宗教ネタを軽くイジると後悔するのが良くわかった一本。
現在の状況を誤解なく説明するほどの技量はないので、フランステロ事件以後、立ち直るのに時間がかかりました。

第7位 274users はてなブックマーク - AppleWatchを買うべき人と買ってはいけない人

ネタ系。テクノロジー。
これ、対象年齢がちょっと高めな上にニッチなので結構伸びて驚いたんだけども、一番の衝撃はXファイルネタだってわかってもらえてないブコメが結構いた事。
2015年はXファイルリブートの年だし、BSの無料放送DライフでもXファイルシリーズ放送が始まってるので結構拾ってもらえるハズだと思ったのだが、そうか結構古い話になるんだなコレそうかあと遠い目をした記憶も半年以上前で今年は暗くなるエントリーばっかりだなぁ。

第8位 247users はてなブックマーク - 実写化アレルギーとか気安く言わないで欲しい

Disり芸と見せかけた自分のオススメ開陳系。アニメとゲーム。
やっぱり反論というかDis系は食いつきが違うんだよね。これは確かに変な癖になると良くないわ。
id:slinky_dog_s11さんへの個人攻撃みたいにみえたとしたら大変申し訳無いことでございます。
あ、『漫画・アニメ「実写化アレルギー」の人達にそろそろ本気でうんざりする - YU@Kの不定期村』への言及ね。(贖罪の意味を込めてこれの続編エントリを書くにあたってゴジラシリーズ見まくったんで勘弁して下さい。ガメラシリーズも見たよ)
増田に書くと「アフィまみれ乙」って言われないけど画像を貼れないのでインパクトが薄いという痛し痒し。
あ、id:bigburnさん、わかってますよ生瀬勝久ボヤッキーにも福田沙紀アイちゃんにも触れていないのは文脈上アレは「邦画にアリガチなねじ込まれたキャスト」という意味で言っとるワケで触れてないのですご理解いただければ幸いでございます。
id:Lobotomyさんid:kanoseさん、オタ軽10は私の記事ではありませんし、自分はアレには言いたいことが山ほどあるタイプです。いやま些細な事ではありますが)

第9位 245users はてなブックマーク - 【女性向け】合コンのガッカリ感を下げる、たった三つのこと。

元増田は消えちゃってるけど『はてなブックマーク - 【男性向け】必ず合コンの成功率を上げる、たった三つのこと。』ね。
飲み友達からGO系。暮らし。
ちなみにワタクシは刺身の上にタンポポをのせる仕事をしているので合コンには全く縁遠い生活をしております。「刺し身の上のタンポポって、ホントはつま菊っていう食用菊なんだぜ?殺菌作用のある阿房宮って品種で」みたいな話題、盛り上がりますでしょうか?あ、外資に買収されたら合コンで「オレ、外資系」って言えるってことなのか?そうなのか?とかまあこの辺で止めておきます。

第10位 210users はてなブックマーク - 大抵のモノゴトは学問になってて、体系立てて土台を作る簡単な入門がある..

元増田は『ぼくは「政治」に関する知識が全く無い。どうやって勉強すればいいんだろうか。』ね。政治と経済。
民主主義だけが世の中の主義じゃないというのは伝わったかなと思うものの、ちょっと長い。
あとから読み返すとやっぱりとっ散らかっててもう少し絞り込むべきなんだろうなと自分の腕の無さを恥じる一品。
この辺も変に掘り下げると変なことになるので次ぎ行ってみよう。

第11位 210users はてなブックマーク - ループものには3種類あるんじゃないかな

謎の伸びを見せたはてな何が好きなん?という謎のネタ。アニメとゲーム。
増田以外にも絡んでみようかとか挑戦したら何故かブコメが集まってみんなアニメ好きね、という。
id:a-lex666さんの750ライダーとか、奇面組とか言い出したらキリがなくなるのでっていうか年がバレますぜ。

第12位 206users はてなブックマーク - 「学歴フィルター」と言う単語と、平等の幻想について

飲み友達からGO系。世の中。
今年は働く人シリーズ多め。
id:midnight-railgunさんの『炎上案件に群がる様を「暖を取っている」って表すの、初めて見たけどすごくいいね。』は非常に嬉しいコメントでございました。

第13位 200users はてなブックマーク - 少し愚痴る

飲み友達からGO系。アニメとゲーム。
飲み友達系のネタはコメントしづらいんだけどもまあそういうことです。察していただければ。

第14位 167users はてなブックマーク - 最近のAppleへの言説に対するモヤモヤが急にスッキリした

ドヤ顔解説かな?という系。テクノロジー。
Appleネタは食いつきいいかと思いきやそうでもないので、やはり時流に載せないと難しい。

第15位 145users はてなブックマーク - あのな、カツラって高いんだよ。 だからな、超良く出来てるカツラとかびっ..

コレも実は飲み友達からGO系。暮らし。
最近の技術革新はすごいって話を延々と飲みながら聞かされれば流石に覚えますがなんでしょうか。ハゲそうだと思われてるんでしょうか。

所感

あー、なんかやっぱり無理をしているのが出るなあという感想。
増田の方向性も、ホッテントリーの潮流も、ブコメする人の層も変わってきている印象。
「長い」と言われる行数がどんどん短くなってきているし、一捻り入れないと解説系は難しい感触。
正直はてな匿名ダイアリーでのエントリーは限界に来ているのかなという迷走感じる一年でございました。

総評

増田が大喜利出題としての装置になりつつある感触すらあるイメージ。
ポエマーなオマエラ、増田ことはてな匿名ダイアリーは、そろそろちょっと本気で取り組まないと難しいぞ。

そして、本気で取り組むだけの価値があるとは、もはや断言しづらいところが辛いトコロ。

と言ったところで、2015年の年も暮れゆく今日此の頃というには時間も迫ってまいりましたが、本年も大変お世話になったんで来年もあんじょうよろしゅう!

データで振り返る2014年のはてな匿名ダイアリー(増田)

さて、仕事始まったかな?
特に正月が忙しかったんだコッチは!な皆さん、お疲れ様です。
はてな匿名ダイアリー(以後、増田と呼ぶ)は、時流に乗せるのがコツの一つでもあるので、番組改編期のような凪の時にはエントリしずらいのが特徴ではあるので、少しこっちに記事を上げておこうと思う。
テクニカルなエクスキューズで恐縮だが、興味が無い人には何の意味もないので、検索で流れ着いた人は「はー、こんな世界もあるんだなあ」くらいに呆然として頂ければ幸いで御座います。

さて、昨年末に増田の総体としての振り返りをして、増田は「はてなブックマーク」、つまりは「はてな運営」に多大な影響を受けるという話をした。次は、2014年の増田を振り返ろうと思う。*1

2014年の増田概況

今回は、2014年の増田の総ブックマーク数から振り返ってみよう。
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図1. 増田総ブックマーク数

あいも変わらず月別集計だが、細かい部分はどうせ誤差がでるので、まあ観て欲しい。
2014年1月1日~2014年12月31日までのデータだ。
一見して判る通り、1月から順調にブクマ数を伸ばし、8月に急落し安定する。*2
ワリと判りやすいのだが、まあブクマ数が落ちてるとは言っても、投稿数も落ちてるんでしょ奥さん、とか思うだろ。
しかしそうでもない。
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図2. 増田の投稿総数と総ブックマーク数

投稿総数とブクマ総数のグラフを重ねてみよう。
ここでのポイントは、8月、9月の段階的な投稿数減少だ。7月末(単なるカンだが、7月25日あたり)を境に、突如としてブクマ数が減っているが、投稿総数は急には減っていない。
つまり、投稿総数が減ったからブクマ総数が減ったのではなく、ブクマが伸びにくくなったから投稿者が離れていったのではないかと推測できるわけだ。11月から投稿総数が戻しているのもポイントになる。5月に減ってるのも気になるけど、ちょっと理由不明。
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図3. 増田の総投稿数とエントリーあたりのブクマ数推移

こっちは、月別の投稿数と、1エントリーあたりのブクマ数*3のグラフだ。
自分でもグラフにして驚いたんだが、結構センシティブに動いてるぞ増田諸君。君ら敏感だな。
1エントリーあたりのブックマーク数が伸びれば投稿数が伸び、減れば減るという、まあ「増田人気だそれ書けやれ書け、いまいち乗らないぞ撤退だ」な感じ。
6月を頂点として9月まで減り、その後10月から戻してきている。投稿総数は遅行指数と言っても良いかもしれない。増田の「景気」が良くなれば増え、悪くなれば減るわけだ。

なにがあったのか?

7月末になにかあったかな、とザーッと投稿を見ていくと、どうやら粘着さんが垢BANされてたようだ。
匿名ダイアリーの記事への不自然なブックマークに対する通報 - はてな情報削除・発信者情報開示関連事例 - 機能変更、お知らせなど
ドンピシャで7月25日なんだが、1人が執拗に攻撃していた事でこんなに影響を受けるってのはチョット無理筋だ。(8月は4000程度投稿数が減っているので、130記事/日も1人で書くか?という話)
で、なんかないかなーとプレスリリースを観に行くと、「BrandSafeはてな」が、8月19日付けで発表されている。
はてな、フリークアウトとアドベリフィケーション機能「BrandSafe はてな」を共同開発。DSP「FreakOut」に搭載し、広告主のブランド保護に貢献 - プレスリリース - 株式会社はてな
どーも、こいつのテスト場として増田を使ったのじゃないかな、と予想する。7月25日頃から3週間データ取りして、満を持して発表という予感。ちょっと発表内容の方向性と増田とが一致していないので直接は利用されて無いとは思うのだが、他に思い当たることがない。(いくつか検証の方法は思いつくものの、力押ししか思いつかないので棚上げ中)

増田あれこれ2014

まあ、全体像としては7月末にまたなんか運営がやったね、結構増田影響受けやすいね、9月が増田景気の底だったね、程度の話になるので、後は個別にデータを観ていこう。

カテゴリ別の話

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図4. 増田カテゴリ別投稿数

さっきの全体像でエントリー数に触れていないのにはワケがあって、セルフブックマーク(セルクマ)であっても数に入っちゃうから、あんまり意味のあるデータにならないからだ。が、カテゴリ別で見ようとするとブクマされてなきゃ分類もクソもないので、そこには目をつぶって観てみよう。
あいかわらずlifeが常にトップ独走、itがだいぶ離れての2位堅持。意外にsocialが頑張っているが、データ云々言えるほど絶対数が多くないので、まあ誤差の範囲内の上下動しか無い。*4
こうしてみると、総ブックマーク数を7月末に急落させたというよりも、バブルを沈静化させたという言い方のほうが適切だったかもしれない。
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図5. 増田カテゴリ別ブックマーク数

エントリー数と比較して、8月9月のブックマーク数は、無理やり押さえつけている感じだ。
7月の増え方は、まあ、たぶん「はてブオフ会」の影響で増田にはけ口を求めた人が多かったんだろうと思う。(このへん詳細な分析をやっても良いのだが、たぶんゲンナリするだけなのでやらない。件名だけでお腹いっぱいです)

投稿時間に観る増田生活リズム

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図6. 増田投稿時間別エントリー数

ちょっと面白いデータを観てみよう。投稿時間別のデータだ。*5
5時が投稿数の底で、徐々に増えていき、10時から一気に増える。以後12時の山、17時の山があり、22時に一挙に増え、1時から急減する。
だいたいみんな、0時には寝て、10時には通勤通学を終えるんだろうな、という感じ。意外に着実に生活している。
1エントリーあたりのブクマ数を観ると、3時が如実に低く、5時、14時、23時にピークがある。まあグラフで観るほどは面白く無いので、ちょっとしたトリビアでしかない。どの時間帯でもブックマーク数は伸びる時は伸びる。

実は、2014年の12月中旬に取ったデータだと、火曜日を頂点として土曜日に向かって投稿数がはっきりと減る面白データだったのだが、年末怒涛の追い上げで平均的に落ち着いてしまったので割愛。

はてブ数の敷居に観る増田

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図7. はてブヒストグラム(1~20まで)

まずは1はてブが大きな壁になる。意外なことに3ブクマが最も多く、急激に減っていき10からなだらかに落ちていく。10以下が全体の32.18%を占め、このグラフに現れている20までで全体の49.39%となっている。中央値は21であり、平均が70、最頻値は当然3だ。中央値の半分未満が「貧困」と呼ばれるのであれば、相対的な基準として増田で10を超えることが一つのステップになるだろう。21以上ならはてブが付けられた選ばれし増田のうち、更に半分より上だ。

まとめ

2014年は、7月末に「何か」があり、増田の総はてブ数が半減した。これが10月からは改善されて、徐々に増田に人が戻ってきているという状況。*6
バブルを引き締めてるような気がしなくもないので、1エントリーあたりの投稿数を「はてブ政策金利」みたいな指標として用いるとモデル構築できるような気もするがきっとそんな卒論が通る大学は無いので無駄なデータだあな。
意外にもみんなまともな生活を送っている(逆に言えば、活動時間帯に増田に投稿してる)のがわかる。相変わらず10ブクマが大きな壁であり、21を超えれば上位層への仲間入りだ。
これ以上はエントリの中身を観て話をしないといけなくなるので、データで振り返る増田としてはこんな感じ。
予想していたよりも「はてな運営」が増田を調整する力は強いようだ。また、増田への投稿者もブックマーク数を気にしているみたい。うーん、意外に増田も世知辛いね。
といったところで今回は別にオチもないのでこんなところで!

*1:痛恨の極みなんだが、2015年になってからデータを拾い直したので、かなり「整理」されてしまっている。12月中旬に取った時と投稿総数で-6000とおよそ-17/日が消えてる。再現性を尊重して整理後の値を用いている

*2:元々「なんかお盆辺りから急に伸びねぇぞなんだこれ。お、10月頭で戻った」と運営担当者に変更でもあったんかいなとデータを取ろうと思ったのがきっかけ

*3:はてブにページが作られた(1ブックマークでもついた)ものをエントリーと呼び、総ブクマ数をエントリー数で割った値

*4:カテゴリは後で変更されることが少ないように思うので、自動分類の精度が出てると推測

*5:ただし、エントリー数データなので、ブクマされているという偏りはある

*6:大きな傾向は変わらないものの、2014年12月中旬に取ったデータと、2015年1月初旬に取ったデータに随分差がある。年末棚卸し的な大整理かな……

去年の増田をドヤ顔で振り返る 2014

いやー、あけちゃったね。
おめでたい人もおめでたくない人も初夢は良い夢見ろよ。
さて、増田の過去振り返りとかしてなきゃ間に合ったと思うだろ?
まあそうなんだがエントリーが遅れたのには、どうまとめたものか考えあぐねたのもあってな……
ただ、id:topisyuさんにブコメで「楽しみにしてます」とかid:masudamasuraoさんにもブコメもらったりとか
増田に関わる人間としては、四の五の言わずにとりあえず振り返るしかないので振り返っていこう。

さて、去年も可能な限り釣り記事にならねぇように気をつけて、「はてな匿名ダイアリー」に書きも書いたり98件。
……あと、2件で大台だったな。いや、単なるレスポンスを除いた記事数だと66件だからむしろ2件多いか。
元トピ職人の解説など • この一ヶ月はてな匿名ダイアリーで釣りをして分かったことまとめに触発されてから地道に続けること2年。
思えば遠くへ来たもんだ。

まとめ

何を目的にするかによるが、ちょっと考えどころが見えてきた2014年。
ともあれ、オマエラも名前を隠して楽しく日記書こうぜ!

まずは、はてブ数データから

はてブ数は、8000弱。単なるレスポンスを除いた記事数だと66件。
最高1737、最低0、平均値121、中央値6、最頻値1。
ホットエントリー入りを100越えたらってことにすると、15本。打率で行くと2割3分だから結局去年と同じだなコレ。
んで、(割合的に妥当だが)上半期に振り返ったTOP5のうち4本もTOP10に入ってきてるので、せっかくなんでTOP15と行こう。

TOP15

第1位 1737users 「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ

KOTYことクソゲーオブザイヤー2010年総評に関わった全てのスレ住人と攻略Wikiの偉人をまずは讃えたい。
元々は「レベルを上げて物理で殴ればいい」なので命令形ではないんだが、余韻の関係で改変させてもらった。
さて、言わにゃならんことは言ったので、ものすごいドヤ顔でいくぜ?
2014はてな匿名ダイアリー年間アクセスランキング、2位!
2014はてなブログ年間ブクマ数ランキング、12位!
2014はてなブックマーク年間ランキング、53位!
超ニッチな解説はおいおいブログの方に書くとして、結局のところ2014年の振り返りが遅れた原因はコイツだ。
ちなみに、自分の中ではそこまで伸びない予定だった。
具体的には「雑音を無視する」の項目で、予め言われそうなコメントを「正論だけど無理」って否定してるから。
はてブにその手のコメントを書きたい欲求を鎮火させとくとか方法論としてはありえないんだけど、
その手の正論を目にしてしまって傷つく人を想像すると、どうしても外せなかったんだよな。

第2位 868users 低収入でマンション買うときの話

上半期第1位。ちなみにそれから+163ブクマとこれまたニッチな解説が必要になるタイプの伸び。

第3位 628users 飲み会のお酌問題は、実は文化的な衝突

上半期第2位。もっと頑張れオレ。ちなみに、こいつは-5という不思議な状況。

第4位 610users コミュニケーション能力が低いのではなく、共感力が低いのだ。

やっとこ下半期ドヤ顔解説系記事。
もちょっと単語を考えろよという総ツッコミ。仰る通りで御座います。
ワリと対象を絞って書いてる&すげえ長いのにブコメが伸びて驚いた記憶が。

第5位 522users [ 空き家問題は、固定資産税だけが原因じゃ無いんだなこれが]

ドヤ顔解説記事が連続ランクイン。
週間政治と経済2位だったことより、id:jt_noSkeさんにダジャレってもらえたのに感激。
まあ、ブコメにもあるけど意外にみんな身近で困ってたりするのよね。
なお、id:kokoronoyamiさんの「再建築不可とかセットバックとか諸々は?」というツッコミは、既存不適格で全部込み込みってことにしてもらえないかとひとつ。
(再建築不可物件は、商売にしてる会社も災害時に問題になる面も今住んでる人にも全方位配慮が必要で超面倒なのでスルーで次いってみよう)

第6位 473users [ 汚れちまった悲しみに]

飲み屋の愚痴からゴー系の話題。
id:akihiko810さんにご指摘いただいたが、いやお恥ずかしい。間違って覚えとりました。
はてブの温かさを感じる中でのid:MIZさんの二次被害に心からお見舞い申し上げます。脱毛したらエエがな。

第7位 403users [ 保険屋に負けずに、保険を選ぼう]

はいはーい上半期ランクイン物件です。はてブ数も微動だにせず。

第8位 373users [ サーバー管理者だが子育ての話を聞いてモヤモヤしたので]

微妙に釣り系の記事。
なお色々工夫してた時期の作品になるため、「あえて前記事の理屈の話だけに絞る」「微妙に実話を混ぜる」「著名idを盛り込んで一本釣りからの周辺ブコメを狙う」等の小手先のテクニック満載です。
id:topisyuさんが毎時エゴサーチしていると知って驚愕しました。あ、解説記事楽しみにしています!
(とは言うものの、既にして釣り系と書いたのでアレですがソコはソレ)

第9位 371users [ お役所と仕事すると言うこと]

上半期ランクイン。

第10位 327users [ 服オタって、要は山岡史郎なんだよね。]

完全に絡み酒状態の、あーやっちまったな的な記事。関係各位には陳謝致します。
記憶だけで原典にあたってないので読み直すと結構間違いがあるという泥酔後の言い訳と同じで何を言っても見苦しい状況なわけですが、id:washburn1975さんに一応おずおずとながら申し上げますと、初期の山岡士郎は広義でも20巻までというのは同意してもらえると思いますが、その中で見ると「食通気取りのバブル経済人」は実はほとんど出てこないのです。
で、新入社員におにぎりもらって30点って言ってみたり、開店記者会見の後ろでこれみよがしに大根折ったり、とりあえず啖呵切ってから岡星で悩んだり、まあリアルでいたらちょっとこれは困った人だなという劇中でもそういう描かれ方をしております。仕事上で身近にいると想像していただければ若干は情状酌量で減軽いただけないものかと。
まあ、完全に八つ当たりなので平に伏してお詫び申し上げます。

第11位 299users [ 喪女喪男の為の、老後資金にいくら必要か]

上半期ランクイン。これも-2してるなあ。

第12位 258users [ 「正しい」恋愛リテラシーなんて無いよ]

はい、また絡み酒系の悲惨な記事です。なんだろう調子悪かったのかオレ。
リテラシー」は和製英語で「読み解き方」を示すんだから、人によってそれぞれ違うだろ、という話であります。
まあ、機械学習における教師データが欲しいって話なのが判った上での絡み酒が炎上したのは、ひとえにid:p_shirokuma先生のコメントの影響力の大きさでしてこれはもうちょっとした海原雄山クラスですよ(褒めているつもり)。

第13位 235users http://anond.hatelabo.jp/20140701030756

元増田に敬意を表してタイトルはルート増田で。[ 行きの電車の中で、少しだけウキウキしていたんだ。 独りだけのオフ会。 し..]ね。
これね、id:masudamasuraoさんに「なんだか嫌~な読後感」ってブコメもらってガッツポーズしてたんですよ。そうしたらですね、読み返してみると、ソコにはそんなコメントがないわけですよ。怖いなぁ、気のせいだったのかなぁ(稲川淳二風に)
なお、元増田に対してid:feitaさんが残したコメントが元ネタになります。
id:uturiさんのコメントが鋭くてドキッとしました。創作系。

第14位 231users [ 逆だ。熱量が足りないから余計なことを考えてしまうんだ。]

勢いだけで乗り切る系。ドヤ顔解説が少ネェな。
ウワーッと一気に書いてから、ちまちまと数字を確認する小市民的なエントリ。

第15位 170users http://anond.hatelabo.jp/20140313180236

こちらも敬意を表してルート増田をタイトルで。[ 勘違いしてる奴が多いからハッキリ言っとくが、「金をかけていない状態」..]ね。
あ、コレも上半期だわ。載せてないだけで。
勢いだけで乗り切る系。

所感

あー、こうやって振り返ると見事に打率が出るなあという感想。
今回データ揃えてない部分の印象で言うと、チャット代わりに使われる状況は変わらずなものの、創作屋さんがだいぶ入ってきている感じ。
あんまり解説系が伸びない感じを受けるので、だいぶ自分の腕が錆びついてきているのか危機感を感じる。
なお、去年の勝手にオレの心に残ったはてブMVPははてなブックマーク - ポジショントークって、ネットだとなんか逆の意味だよなid:gazi4さんが一発目につけた『素振り(?)が多い文章』でした。
色々試してるトコでの一発目でほんとにびっくりしたなあモウ。

総評

やっぱりポエム強し。逆に解説系はスルーされる割合高し。
投稿の絶対量が増えたのもあって、まず目にしてもらう所で難易度が上昇中。

ポエマーなオマエラ、増田ことはてな匿名ダイアリーはまだまだポエマーの楽園だぞ!
なお、ランクインしたことで見えてきた増田の「限界」に関しては、別エントリで再度まとめたい。

と言ったところで、2015年の年も明けていく今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうかって言うにはみんな夜更かしがたたって寝てそうだが、昨年は大変お世話になったんで、今年もヒトツヨロシク!

はてな匿名ダイアリー、トリビアの泉

ああ、今年も終わっていくナア……というか色々な協力があってデータを集めてみたりしてたら、時間が全然足りないっていうね。
ベルトコンベアーに組み込まれるタイプの仕事してると、上流から刺し身が流れてこなくなると暇になるんだけど、下流への作業量は変わらないので、納期が決まってると後ろの工程ほどキチキチになるというありがちな話よね。
……いや、紅白やってるし、前向きに行こう。
さて、年始の宴会時に使えるムダ知識、はてな匿名ダイアリートリビアをどうぞ!

はてな匿名ダイアリーことはじめ

はてな匿名ダイアリーは、「名前を隠して楽しく日記」として、created by id:wanpark として、2006年09月24日に産声を上げた。
日曜日だよ!
はてなの名でやるような事でもない
まあ、あんまり格好良い産声ではなかったわけだが、実に8年以上に渡って続けられている長寿サービスだ。
2001年誕生のはてな社の歴史の半分以上を共に歩んでいる。

最初、URLはUTCで作成されていた

トリビアのジングルは各自頭のなかで流してくれな。
はてな匿名ダイアリーのURL*1は、投稿時間の年月日時分秒になっているのは皆さん良くご存知だと思うが、実はこれ当初UTC*2で作成されていた。
なので、世界初のはてな匿名ダイアリーの投稿は2006年09月24日06時07分01秒であろうと推測できる。
(サーバー時間ズレとか、はてなの中にもデータ残ってないのだろうし、ちょっと弱気)

URLがUTCから日本ローカルタイムに変更されたのは、2006年12月31日

UTCリンク作成のラストは、↓になります。
○○先生 12月31日01:07

現在確認できる最古の日本標準時(UTC+9)は、↓になります。
俺の科学観とか。 12月31日03:05

なんで「現在確認できる」とか言うかって言うと、 あっれ?弄ったん?の投稿から、どうやら(2006-12-31 01:39:40)の投稿があったらしいんだけれども……消えてるのよね。

最古のエントリに隠された謎

匿名ダイアリー、そこははてなに残された最後のフロンティア

はてな匿名ダイアリーは、div class="navigation"の中で、前後の投稿へのリンクを張ってる。
で、現時点で最古のエントリはてなの名でやるような事でもないは、遡れるようになってしまっていて、
これがhttp://anond.hatelabo.jp/20080908021245で、アクセスするとInternal Server Errorになる。
そう、存在しないページは「おさがしのページは見つかりませんでした」になるのに、404じゃなくて500になってしまう。*3
というわけで、はてなレベルのサービスで再現性が高くて誰もが確認できる明確なバグという放置されたフロンティアだね!

バグに巻き込まれた気の毒なエントリが存在する

さっきのエラーになる謎のエントリは、はてブが存在して全文読める。
はてなブックマーク - インターネットに繋がらないこと

インターネットに繋がらないこと

土曜日に遊びから帰って、パソコンをサスペンドから復帰させたらインターネットに繋がらない。出かけるまでは普通に繋がってたのに。こんなの困るよねえ。原因は、PLAYSTATION 3と一緒に接続してたスイッチングハブだった。電源プラグを抜き差ししたら使えるようになったけど、こんな原因は最初は思いつかないよ。ハブを買ってから一度も故障していなかったし、ハブのインジケータは普通に点灯してたし。増田を使うぐらいはパソコンの知識がある俺でも手間取ったから、一般人がトラブったときに対処する人はさぞや大変だろうな。

さて、普通こんなことには成らんだろ、まとめて遡及的にバッチ当ててバグってんなと想像できるので、ちょっと探してみると当初はちゃんと過去エントリへのリンクは存在しなかった。*4
インターネットアーカイブを見ると、2008年03月25日までは、ちゃんとしてたことがわかる。
https://web.archive.org/web/20080325061455/http://anond.hatelabo.jp/20060923210701
で、その後、年末までの間に何かがあって、これがおかしくなる。
https://web.archive.org/web/20081218113706/http://anond.hatelabo.jp/20060923210701
なんとなくなんだけど、2008年11月25日にはてなブックマークがリニューアルされてるから、ソレがらみなんじゃないかなーという気がしなくもない。全文検索できるように「検索エンジンSedue」を入れる時に、一気にデータをまともなデータベースに突っ込み直したんじゃないかなー、と。(推測)

はてな匿名ダイアリー連投記録

題名「もうやめろ」本文「やめろォ」http://anond.hatelabo.jp/20100720200017
これが、303件連続投稿。ちょっと見た中ではおそらく連投記録。*5
ただし、さすがに「刺身の上にタンポポをのせる仕事」が暇だとは言っても全部を総ざらいチェックはできていないので、違う可能性があるのでこのトリビアに関しては破られる可能性があるので、使うときには注意が必要だ!
(2010年7月20日は前後から突出して916件の投稿があったから気がついたんだよね)

番外編:はてなブックマークホットエントリー(ほってんとり)特異日

この3日は、なぜかホットエントリーが存在しない。*6

というわけで

やっぱり間に合わねえじゃねえかよ!
というわけで、本年度は大変お世話になりましたというのに良いタイミングなので年越し蕎麦でもすすりながら細く長く来年度もお付き合いいただけますよう宜しくお願い致しますという感じで締めて、2014年のエントリ終わりとさせていただきます。無念。

*1:統一資源位置指定子こと、Uniform Resource Locator。いわゆるアドレスな

*2:協定世界時こと、Coordinated Universal Time。ちなみに昔のGMTことグリニッジ標準時とは定義が違うヨ

*3:はてな社は伝統的にperlを使ってるだろうことが推測できるので、初期化してない変数に謎なメモリ内容が入るCなんかとは違うと思うんだよね。なんで、データベース周りのバグかなあ

*4:なお、同じ手順で仕様を探すと、当初から前後にリンクがあったのはわかる

*5:お詫び に「先程の投稿は全て連打くん使用による誤射です。」とツールでのアタックであると言っているが増田なので本当のところは不明。直後に櫻井翔がストッキングかぶるじゃんでの50回のアタックあり

*6:匿名ダイアリー誕生前は調べていない為、ちょっと微妙なトリビアやがな……

ザックリと振り返る、はてな匿名ダイアリー(増田)のこれまで

よ、仕事納まったか?紅白始まったな。
「刺身の上にタンポポをのせる仕事」が予測変換できて驚いたのでこのへん適当に流すが、
ヒマじゃないのに暇な時間という不思議な状態に何度かなったので、ちょっとデータをとってた。

で、今年を振り返る前に、まずは「はてな匿名ダイアリー(以後、増田と呼ぶ)」を振り返っておこうと思う。
(帰無仮説とか信頼区間とか小難しいことは言わずに、グラフでザックリとね)

まずは増田ザックリ振り返り

まず、増田の投稿数を振り返ってみよう。
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図1. 増田投稿数推移(月次データ)

月別集計は日数が異なるので微妙な区分けではあるんだが、まあ観て欲しい。
誕生日である2006年9月24日~2014年12月10日までのデータだ。
一見して判る通り、産声を上げてから急増し、2008年に一度目の急落を起こした後、復帰するも順調に減少を続け、何故か2013年から一転して増加に転じている。(2010年の7月と8月は、アタックのせいで急増している。典型例が2010年07月20日の916投稿。自動投稿ツールの遊び場にされている)

これ実は、はてなブックマークの歴史と重なる部分が多いのだ。
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図2. 増田投稿数推移(年次データ)

年次で投稿数を見てやると顕著だが、2009年を頂点として、2012年には半減している。絶対数としての書き込み投稿数が減っているのだ。これが、2014年12月半ばには、既に2009年を抜いている。
二軸としてはてブ率(全体の投稿に対して、ブックマークが一つでも付いた増田をエントリー数と置いて、その比率)を付けてみている。

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図3. 増田のエントリー数と総ブクマ数推移

図3は、増田エントリー数(ブックマークが1つでもついた増田)の年次推移になる。グラフを重ねたかったので、2軸にブクマ総数を折れ線でつけてみている。
増田エントリー数は、2008年を頂点としてなだらかに減り、2013年から急増していることが判るだろう。また、ブックマーク総数が2008年のリニューアル以後、ほぼほぼ投稿数と比例関係で動いていたが、2013年からブーストされていることも判る。

ちょっとはてなブックマーク全体の話

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図4. 月次hotentry総ブックマーク数

ここで、はてなブックマークの月次hotentry総ブックマーク数データをみてみよう。hotentryは毎日50個が載る、いわばその日の殿堂入りのデータだ。(htmlで取得してやるとなぜか最下位が取れないのだが、まあ大勢に影響は無しとしてまとめている)
増田とは逆に順調に成長し、2012年の1月に頂点を極めるが、ここで重要なのは2013年の急落部分だ。
非常に重要なので、この部分を拡大してみよう。
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図5. 日次hotentry総ブックマーク数(2012-10-1~2013-9-30)

2013年1月7日が3万超えで、それ以前も基本的に3万前後を超えている。
2013年1月10日の1万5千ブクマになり、以後同じように推移している。
思い出す人も居るだろうが、2013年1月8日は、はてなブックマークリニューアルの日だ。この日はまだ新しいホットエントリーとしては機能しておらず、実質的に機能しだしたのは1月9日から。この日は、はてなブックマークのリニューアルが改悪だとして盛り上がり、2万のブックマークを集めている。
単純計算で、3万/日x30日=90万 vs 1.5万/日x30日=45万。月次のデータもそれを裏付ける。

このリニューアル後の総ブックマーク数の急減は、失敗だと思うだろうか?実は意図的なものだ。
このグラフにも現れる、http://b.hatena.ne.jp/hotentry/20121206が典型例になるが、「まとめ」やそれ以外にも、3000超えの大御所が君臨している。これをはてな運営は問題視していた。
非常に重要なインタビューが現在も残っているのでITmediaに感謝しながらリンクを貼りたい。
ユーザーの反応に「完全に狼狽した」 はてなブックマーク、リニューアルの意図と背景 (1/2) - ITmedia ニュース

従来のホットエントリーは、ユーザーが作る「聖域」のような扱いで、ブックマーク数が多いものを順番に並べる素朴なアルゴリズムを採用していたが、上位の記事には、英語学習法のハウツーなど「ライフハック系」と呼ばれる記事が極端に多いなど、偏りも指摘されていた。
(中略)
リニューアルでは、「ツールのポータル」という見方からいったん離れ、「メディア」としてのはてブの魅力を高めることを意識した。

つまりだ、はてな運営は、はてなブックマークdiggdel.icio.usといったソーシャルブックマークとしてではなく、はてブユーザーを使ってキュレーションするメディアサイトにしたいと指向していたわけだ。そうすると、はてなブックマーク数が多いものや、アクセス数でソートしていては具合が悪い。いつ観ても同じ奴ばっかり上位を占めてんな、では、ランキングとして意味はあっても、多くの人が毎日訪れるサイトにはなりづらい。ユーザーの聖域に手を入れて、運営が調整可能な「メディア」にしたかったわけだ。

表1. はてなブックマークリニューアル前後hotentry基本統計量

Before After
平均 22965.74 15783.82
中央値 (メジアン 21660 15537
最頻値 (モード) 10356 16311
標準偏差 9822.89 2310.65
最小 5999 10490
最大 73064 30877
標本数 2295 703

結果、1日のホットエントリー平均は、2万3千から1万6千へと下がり、最頻値が平均に近づいた。標準偏差からも読み取れるように、バラつきが小さくなっている。最大値が下がり、最小値が上がった。
例えて言うなれば、富裕層からの所得移転が起きたわけだ。つまり、はてブ格差が是正された。
(俺は増田しか興味が無いので2006年9月24日からしか取っていないが、はてなブックマーク創建から確認すれば他にもポイントはあるだろう)

全体を踏まえて、増田エントリーの振り返り

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図6. 増田エントリー数のカテゴリ別推移

さて、増田に戻ろう。エントリーのカテゴリ別推移だ。本来はさっきちょこっと出した積み上げ棒グラフが良いんだろうが、まあ論文じゃないしわかりやすさ重視で折れ線グラフにしている。category-lifeが常に多く、2012年を底に大きく躍進しているのが判るだろう。

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図7. 総ブクマ数のカテゴリ別推移

そう代わり映えはしないのだが、さっきのがエントリーに載った本数で、こっちはブクマ総数だ。2008年まではエントリー数に比べてブックマークがさほどついていない、というのは傾向として読み取れる。この2008年まで、2012年までというのは、はてなブックマークリニューアルの時期と奇妙なほどに一致する。というか、モロに影響をうけている。

雑なまとめ

さて、駆け足にはなったが、はてな匿名ダイアリー(増田)は、はてなブックマークに大きく影響を受けているというのはわかっただろう。
んなもん、説明されんでも判るわ!とか言われそうだがまあ落ち着いてくれ。
俺が言いたかったのは、はてなブックマークのサイトは、単なるはてなユーザーソーシャルブックマークの積み重ねというわけではなく、はてな運営が調整している結果生み出されているということだ。
特に、はてな匿名ダイアリーに関して言えば、リニューアル前はほぼ終焉に向かいつつある、安定した末期症状といえた。これを救い、「自分のブログは読まれないが、増田なら読んでもらえる」という面白い状況を創りだしたのは、間違いなくはてな運営だ。
今回は、はてな匿名ダイアリー(増田)は、はてなブックマークに大きな影響を受けていることを(因果関係や有意さを示すのは面倒なので)ザックリとグラフで振り返ってみた。
次回は、少し横道にそれて、はてなブックマークトリビアだ!
間に合うのか振り返り!

今年前半の増田をドヤ顔で振り返る 2014 ちょっとはやい上半期編

よ、ゴールデンウィークどうだった?
まあ、今年は4連休だからそんなんでもなかったような気がするが。
さて、ホントは年末まで黙ったままセッセと増田で楽しもうと思ってたんだが、ちょっとな。
具体的に言うと、「セクシャルおじさんの憂鬱」だよ。
ハッキリ言ってやられたよ。もうこりゃ初心に返って我が身を見つめ直す頃だと思ってナ。
いやー、こういう作品が生まれるから増田って面白い。

さて、上半期も可能な限り釣り記事にならねぇように気をつけて、「はてな匿名ダイアリー」まあまあ書いたぞ36件。

まとめ

なんか運営がマネタイズを始めてるんかな?
ま、オマエラも名前を隠して楽しく日記書こうぜ!

やはり、はてブ数データから

はてブ数は、2700弱。さっき36件って書いたけど、単なるレスポンスを除いた記事数だと25件。
最高705、最低1、平均値142、中央値8、最頻値1。

ホットエントリー入りをまあ100越えたらってことにすると、6本。打率で行くと2割4分だから去年よりはちょい良いか。

TOP5

100越えが6本だけナンで、残念ながらTOP10にならず。

第1位 705users 低収入でマンション買うときの話

良かったよまたもドヤ顔解説記事がトップでよ。
ただこれ、他の人の記事に触発されての上に、推敲が甘くて語尾がイイカゲンなんだよな。
賃貸購入マンション土地と、やっぱり人気の不動産。意外にジワジワ延びたんでちょっと特殊カナ?

第2位 633users 飲み会のお酌問題は、実は文化的な衝突

無事にドヤ顔系が第二位も。これはオレのスキル不足が露呈する恥ずかしい記事でもある。
かなり丁寧に「現在は」正しくないというのを露悪的に書いた上での対峙の仕方を書いたつもりだったが、まあ伝わらんな。
ここできっちり文化相対主義とコメントするid:Rlee1984さんが素晴らしい。
世界で普遍的人道に対しての共通認識が取れてないのに、オレごときに解決策はだせんという逃げをうって次いってみよう。

第3位 401users 保険屋に負けずに、保険を選ぼう

さてとドヤ顔解説でTOP3と、実に喜ばしい結果。
リスクの平準化(id:kingshorsesさん)、アクシデントの定量化(id:cider_kondoさん)がきちんとフォローされるのが流石のはてブ。(お父ちゃんが死んだときに無収入になるリスクを、掛け捨て生命保険で毎月の保険金に平準化して目に見える損失に定量化する、って話な)

第4位 372users お役所と仕事すると言うこと

これ、微妙に釣り記事っぽくなってんだよね。
ちゃんとネットでググりながら再構成してるから、飲み友達とか関係各所に迷惑はかけないようになってるハズなんだが……
ただこれ、「あとで読む」タグ付けられちゃってるので、ちょいと負けた気分。

第5位 301users 喪女喪男の為の、老後資金にいくら必要か

なんとなくダラダラエクセル弄ってたらそれっぽくなったから勢いで投げたらそこそこ延びた記事。
インフレ率とか給与の上昇率とか定期預金の利率とかを調べると実は結構面白い。
まあ、ホントは何も考えなくても健康で文化的な生活が送れるのが良いとは思うんだけどナァ。

所感

はてブのハードルがちょこちょこ変わってる印象。セルフブクマを除いて1件がハードルで、次が30件越え。
どーも、100越えるとあっと言う間に延びるようになったナ。
はてなブログ人気エントリーに載るようになったのがポイントかもしらん。

記事の上に広告出すのは止めた方が良いと思うんだが、まあマネタイズできずに「はてな匿名ダイアリー」無くなるのも嫌だし痛し痒し。

総評

感覚的なモンでデータはネェが、文学的な創作屋さんが流入してきてる気配がある。
相変わらず平和にがやがやしてる増田だが、たまにしれっと作品が投下されてる。そしてちゃんとはてブがつくという。
なんで、ショートショート作家なオマエラ、増田ことはてな匿名ダイアリーは作家にとっても楽園だぞ!

と言ったところで、2014年の四半期も終わって暦の上では立夏も過ぎて夏が始まる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうかって言うには微妙なタイミングではあるが、今年もまだまだ頑張るんでヒトツヨロシク!